安部公房による短編小説『変形の記録』を基に、フリー素材の3Dモデルを用いて制作した映像。乗客たちは暗闇の中で座席に身を沈め、浅い眠りについている。ここではないどこかの風景を夢見ながら、その身体はバスの振動で震えている。だが、身体も、振動も、風景も、すべてが少しずつずれていく。彼らはバスに揺られて移動しているようで、そのふりをしているだけだった。関係のないものたちが集まり、接触し、散逸していくまでのロードムービー。
4K Video, 6`20``
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